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MBOが発表された会社の株式ってどうなの?

つまり、MBOが発表された会社の株式を持っていれば、 買収価格と株価の差額だけ儲かる 仕組みとなっています。 この仕組みに目を付けた投資家たちは、 上乗せ分を手に入れるために、MBOを発表した会社の株式を買おうとします 。 大量の買い注文が入るため、株価は買収価格に向かって上がっていくのです。 実際の事例を見てみましょう! 今回は、2019年11月8日にMBOを発表したマイスターエンジニアリング(4695)の株価の動きを紹介します。 11月8日に940円でMBOが発表されたため、 翌営業日以降は株価が940円付近で推移 しているのがわかりますね。 さらに11月28日にMBO価格が1,150円に引き上げられたため、 翌営業日に株価が1,150円付近まで上がりました 。

MBOって何?

MBOとは「 M anagement B uy o ut(マネジメント・バイアウト)」の略で、日本語では「経営陣買収」といいます。 文字どおり、 経営陣が既存株主から自社の株式を買い取り、オーナー経営者となる方法 です。 このコラムでは、MBOの具体的な流れや目的、株価への影響、事例について、株初心者向けにわかりやすく解説しています。 MBOの具体的な流れを整理すると、下のようになっています。 「買収」だけでもむずかしそうなのに、経営陣による買収と聞くと、まったくイメージできないかもしれません。 しかし、MBOの流れは意外と シンプル で、上で説明した4つの手順で完了します。

MBOで上場会社の株式を取得するにはどうすればよいですか?

MBOによって上場会社の株式を取得する場合、「TOB」という手法が用いられるのが一般的です。 TOBとは、対象企業の株式の買付けを「買付期間」「買付価格」「買付予定株数」などを公表して、既存株主から株式を買付けることを指します。

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